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やっぱり種子島は宇宙に一番近かった

by 種子島大学

第2回 たねがしま楽科 宇宙講座

宇宙開発の各分野でご活躍されている

4名の講師にお話しを伺いました。

種子島のポテンシャルはすげ~と再認識!

第一部は(写真左)、株式会社ユニケミーの代表取締役社長 濱地清市様と取締役 中安史隆様による「宇宙の水と種子島」

第二部は(写真右)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 技術領域主幹 古川欣司様と同じく第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 主任研究開発員 石原博成様による「宇宙から雨を見る」

超豪華な2本立て!!!!

第一部「宇宙の水と種子島」

国際宇宙ステーションで宇宙飛行士が飲んでいる水が種子島の水だってご存じですか?

なんと種子島の水を専用の機器で加工・充填しコウノトリで国際宇宙ステーションにデリバリーしていたのです。その加工・充填をしている会社が(株)ユニケミーさんです。

宇宙の水を作る機器の解説をする濱地さん

まずは、種子島の水を純水に加工し、ヨウ素を調合したら専用のパックに充填。言葉で表すと簡単なようですが、厚生労働省が指定した52項目、NASAが指定した61項目の基準をクリアしてはじめて国際宇宙ステーションへデリバリーできます。

宇宙の水プロジェクト開発当初から係わってきた中安さん

宇宙の水に調合するヨウ素のお話しや種子島の水が選ばれた理由を科学的に解説していただきました。

種子島の水が選ばれた理由のひとつは美味しいから!

種子島の水はNASAが認めた美味しい水なんです!

今朝もNASAが認めた水を使ってコーヒーを飲みました・・・・。あ~しあわせ!

ユニケミーさんは、宇宙の水プロジェクトのコストを大幅に下げることに成功し、その取り組みが高く評価されました。さて、どのようにしてコスト削減に取り組んだのでしょうか?

答えは、宇宙の水を加工・充填する機械のパーツに民生品を活用することでした。宇宙開発の民生品活用の先駆けが宇宙の水プロジェクト!?

種子島を舞台に、先進的な取り組みが行われていたなんて素晴らしい!

第二部「宇宙から雨を見る」

種子島宇宙センターがあるから実現した贅沢な授業。

種子島宇宙芸術祭インフォメーションセンター内に謎の物体が!

なんと、宇宙で運用されている降水レーダーのほぼほぼ同じものが種子島宇宙芸術祭インフォメーションセンターに鎮座しているではありませんか!ほぼほぼとは、衛星を打ち上げる前に地上で振動やら熱やら様々な耐久試験をするそうで、その際に、ほぼほぼ同じ試験機を作るそうです。

種子島に置いてある降水レーダーは、その試験機でほぼほぼ同じ物が宇宙で活躍しています。

ほぼほぼ実物と同じ降水レーダーを前に構造の仕組みを解説する古川さん

受講生は、試験機に触れたり、細部をのぞき込んで、気になることを古川さんに質問していました。

何も知らなければ謎の物体。役割や構造の話しを詳しく聞いたら宝の箱。種子島大学設立の趣旨は地域資源の再発見!こんなに身近でまたまた発見しました!

降水レーダーの運用方法をスライドを使って説明する石原さん

降雨レーダーから発射した電波が雨水や雪の粒子にあたって、反射して戻ってきた電波の強度から雨や雪の強さを測定するそうです。降水レーダーで得た膨大な量のデータを解析するためには、約20台のサーバーと複数のソフトウェアを連携させて計算します。そのデータ量は400テラバイト!

観測したデータは、地球全体の降水を観測するために役立てられています。

アメリカやフランスなど各国が連携して地球全体の降水観測の精度を上げるために取り組んでいるそうです。宇宙では国境の無い取り組みが行われていたんですね。

宇宙飛行士が飲む水も降水レーダーも、ここ種子島から宇宙へ運ばれました。

やっぱり種子島は宇宙に一番近かった!

次回は?

次回の講座は、薬膳植物講座からの薬膳赤米カレー講座です!

薬膳赤米カレーで使用する薬膳植物と赤米をしっかり学んでから、実際にカレーを作って試食します。

日時と会場をお間違いなく。

◎薬膳植物講座

10/6(土) 14:00-16:00

会場:薬用植物資源研究センター

◎薬膳赤米カレー講座

10/28(日) 11:30~13:30

会場:たねがしま赤米館

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